うるま市ファミリー・サポート・センター講演会  | ホーム |  障害者自立支援法、発達障害も対象に
 オープン型の教室。いわゆる、廊下側の壁を設けず教室とオープンスペースとを空間的に連結させた形態の教室である「廊下拡張型ワークスペース」というものがあります。

 「集団一斉指導」「画一的な校舎」といった日本の学校校舎にまつわるネガティブな面を打破するために脚光を浴びたのは、もう20年以上も前のことになります。

 イギリスやアメリカでの学校改革が日本に影響を与え、愛知県緒川小学校のオープン型教室による教育などがその普及に役立ったと言われています。

 本来は、教室空間と「ワークスペース」という空間が一続きにつながる構造であり、柔軟に個別学習を取り入れるなど、オープンスペースに合わせた個別の授業展開が期待されたのですね。

 前述の東浦の緒川小学校も意欲的に小集団学習を展開しています。

 しかし、オープン型教室はさまざまな問題をもっているのも事実です。

 刺激が多くて(特に音刺激)落ち着かない。私が見た中では、隣のクラスで音楽を行っていたり、教室が併行して設けられていて、生徒からは隣の担任が見えてしまう構造もありました。

 閉じられていないので、隣のクラスの声は防げないし、廊下を行き来する子どもたちの姿などが気になります。

 発達障害をもっている子ども達には不利といえる構造ですよね。

 元々のオープンスペースの理念はアンチ一斉授業で、特別支援教育の理念に近いものがあるのです。

 問題は明らかに、建物はできたけれど理念が曖昧で運用ができていないからです。

 新しい構造なのに、行っているのは昔ながらの一斉授業では・・・。少人数教室も達成できていないのに。

 個々の課題に取り組む時間を増やしたり、グループワークでの動く学習活動を組めば、その良さも生かせるとは思うのですが・・・


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